予定表の隅に 残った白
消しゴムの跡が まだ滲んでる
書けなかった言葉たちが
行き場を失って 沈んでいた
ちゃんと生きてるはずなのに
何かが 足りない夜
理由を探すほど
心は 遠回りする
人生の余白に 書いた物語
誰にも 読まれないまま
選ばれなかった 私の夢が
静かに 息をしてる
失くしたんじゃなくて
しまい込んだだけ
そう言い聞かせて 今日を閉じる
人混みの中で 立ち止まって
笑顔の使い方を 忘れた
進んでいるようで 実は
同じ場所を なぞってる
正しさばかり 集めても
救われない 心がある
間違えた自分を
許す術を 知らないまま
人生の余白に 書いた物語
書き直す 勇気もなく
このままでいいと 言えないまま
ページを めくってる
悲しみと 手をつないで
歩く速度で いいから
置いていかれずに 進みたい
もしも違う答えを
選んでいたなら
今の私は どこにいたんだろう
そんな問いが 夜を長くする
人生の余白に 書いた物語
消さずに 残しておこう
間違いだらけの 行間にも
確かに 私がいる
悲しみが 薄れる日を
信じられなくても
この一行を 抱いて生きる
余白は まだ白いまま
続きを 待っている
