9 その日、美和は自分でもどのようにして家に帰ったのか分からなかった。 気づいたら自分の家のリビングで一人、呆然としながら床に座り込んでいた。手元のバッグの中には、真尋の部屋から持ち帰った手紙が入っていた。 もう病院に行くのが怖かった。 病院…
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