二日ぶりに入った真尋の病室は、それまでと全く変わらない同じ時間が流れていた。 窓際のベッドに真尋は寝ており、他の三つのベッドは依然として誰もいない。窓は薄手のカーテンが引かれていたのだけど、その隙間から差し込む穏やかな春の午後の日差しが、部…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。